エトリングフランスのオパールセント イエスの聖テレジア像の出品でございます。エトリングは、ルネ・ラリックと同時代に活躍したオリジナル・ブランドの 高級ガラス器や美術工芸品をプロデュースしていた商人です。1940年にナチスにより強制収容され、残念なことにその短い歴史に幕を閉じることとなりました。ルネラリックの作品に対抗したオパルセント・クリスタルの型物は当時、特に人気がありました。作品のモデルになっているサントテレーズは1873年1月2日のフランス生まれ、1897年9月30日に２４歳の若さでその生涯を閉じています。本名を「マリーフランソワーズテレーズ マルタン」と言いカルメル会修道院の修道女で、幼い頃は「キリスト様の子供」または「小さなマリー」などと呼ばれて多くの人に愛された修道女です。キリスト様のいる十字架を薔薇の花と共に持つ聖テレーズのイメージとして定着している姿を、乳白色のオパーリンと呼ばれるガラス素材で型抜き製造された立像となります。光線が作り出すオパーリンの美しい表情と雰囲気が魅力的な立像です。台座部分に「ETLING FRANCE」のサインもございます。エトランの作品はなかなか手に入りませんので、次回入荷は全く未定です。ご検討中の方はお早めにお求めください。【サイズ】高さ：約20.6cm重さ：約905グラム【状態】全体的に良好。かなり古い作品のため、少々の小傷等はご容赦ください。画像をよくご確認の上でご購入ください。お支払い確認後、基本的には48時間以内に発送致します。何卒よろしくお願い致します。