19世紀のドイツ・バイエルン国王ルートヴィヒ2世の日記(Tagebuch Aufzeichnungen von Ludwig Ⅱ. König von Bayern)です。出版されたのは今から100年程前の1925年。近国リヒテンシュタイン公国で1,000部だけ出版されました。表紙にはバイエルン国王の王冠とルートヴィヒ2世のサインが金で箔押しされています。普段は日の当たらない場所で大切に保管していますが、100年前の本としては状態の良い方と思います。この本は今もヴィッテルスバッハ家が完全非公開で保管する国王直筆の日記から一部を抜粋したものです。本の初め、ルートヴィヒ2世のパラノイアとされる精神的特質に触れているため、事の性質上、おそらくそれを裏付ける内容の日記を集中的に抜粋していると思われます。日記は基本的にドイツ語で書かれていますが、所々フランス語やラテン語で書かれたものもいくつかありました。ルートヴィヒ2世の24歳から謎の死の直前までの日記です。気になることがございましたら、どんなことでもお気軽にお尋ね下さい。